常葉大学リハビリテーション病院は平成14年、浜松市北区根洗町の地に浜松リハビリテーションセンターの施設を譲り受け開院いたしました。以来、リハビリテーション専門病院として浜松市北部地域の皆様に充実したリハビリテーションを提供してきました。また学校法人常葉大学や他の教育機関の実習施設として多くの学生の研鑽の場となり医療の発展に努力してきました。
しかし、建物の老朽化が激しく、患者様に安全かつ最新の効率的な医療提供を行うためには、施設、設備の更新が是非とも必要との結論に達し、西区大山町の地に平成25年11月に新病院を開設いたしました。
新病院のテーマは「解放感」です。明るく開かれた空間に広がるガラス張りのリハビリテーション室とそれに続くリハビリ遊歩道があります。80床全てが回復期リハビリテーション病棟であり「日常生活活動の向上」、「寝たきり防止」、「在宅復帰」の3本柱を基本とし医師、看護師、介護福祉士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士、社会福祉士など総勢130名以上のスタッフが勤務しております。365日、質の高い、充実したリハビリテーション医療が提供できるよう多職種連携によりチーム力向上を図り日々、切磋琢磨しております。また早期の在宅復帰だけでなく、 退院後にその人らしい生活が維持、向上できるように外来診療や外来リハビリテーションを実施しています。
平成29年8月より介護保険での通所リハビリテーションを開設・実施しております。また、平成30年10月には訪問リハビリテーションも開設・実施しております。MRI、CT、骨密度測定器、嚥下内視鏡、体組成計、三次元動作解析装置、咽頭部電気刺激装置など充実した検査、測定、治療機器も導入され、学校法人の病院として地域の皆様への医療貢献をはじめ、教育、研究にも積極的に取り組んでおります。
